FC2トラックバックテーマ 第2398回「お花見に行った?行く予定?」
今年は季節の風物詩的なものがほぼ豪速球で過ぎ去ってたので、
ちょっと遡ってお花見について書こうと思う。
お花見と言ってもお酒飲まないし、
基本的にブルーシートが拡がる所はちょっと嫌なので、神社に行った。
桜の時季に訪れていなかったので、参拝も兼ねて靖国神社へ。
だいぶ青々しくなってたけど。
参拝の後に何気なく立ち寄った遊就館で鉛筆を見つけて、
うれしくなって買い求めました。
帰り際に風が吹いてきたんだけど、桜吹雪きれいだったな。
で、鉛筆。
鉛筆削りって使わないし、刃物で削るのは慣れたものなんだけども、
数年ぶりの真新しい鉛筆を見て思った。消耗品のカッターで削るのは嫌だなって。
10日ばかりのんびり葛藤して、
「ここはやはり肥後守(ひごのかみ)だろうかなー」と。
肥後守は折りたたみの和式ナイフで、コレクターが多い。
数年前に砥石を買い求めた店舗が取扱店だったので、
(VICTORINOXはもちろん、Peugeotの塩コショウ入れとかあるお店)
何かの折に通りかかったら見るつもりでいた。
で、そのお店の前をたまたま通りかかったらいつもと様子が違う。
何かと思ったら閉店セール中。
つまり、次はない。
迷ったものの、5分ほど並んで混み合う店内を見てみたら。
ちょっと物騒なサイズのキンピカ肥後守を残してゴッソリ売れ去ってた。
ケチすぎだろ貴様ら!
そこに自分も入ってますけど。
結果、キンピカの横にあった鞘入り小刀をひとつ買うことに。
店主いわく、極度の乾燥状態(特殊ガラスケース)で長期間展示されているので、
鞘の材に空気中の水分が行きわたるまでは刀身が完全に収まりません。
なので取り扱いには十分注意してくださいね、と言われました。
実際、鞘から抜き差しできるようになるまで10日ほどかかった。
ちなみにこの小刀、
ネットで検索してもPDFのカタログが僅かに浮上する程度で、
あまり出回っていない模様。
「村重」という名前なんだけども、材が桜なのです。山桜。
靖国神社で買い求めた鉛筆から桜の小刀に行き着くとは。
そんな春でした。